統計的有意性とは実際には何を意味しますか?
測定した差が偶然である可能性が低いということです。p値0.03は、2つのバージョンが本当に同じだった場合でも、これほど大きな差が約3%の確率で現れることを意味します。何かが変わったという証拠であり、証明ではなく、変化の大きさを表すものでもありません。
無料ツール
テストは終わった。でも本当にバリアントが勝ったのでしょうか。各バージョンの訪問者数とコンバージョン数を入力すると、p値、信頼区間、そして平易な言葉での判定が表示されます。すべて入力しながらブラウザ内で計算されます。
バリアントがコントロールに勝っています — この差は統計的に有意です。
p = 0.0283(信頼水準 95%)
計算の中身
この計算ツールは、2 つのコンバージョン率を比較する標準的な検定である、2 標本比率の z 検定を行います。
p₁ = A のコンバージョン数 ÷ A の訪問者数、p₂ = B のコンバージョン数 ÷ B の訪問者数。p = (A のコンバージョン数 + B のコンバージョン数) ÷ (A の訪問者数 + B の訪問者数)。SE = √[p(1 − p) × (1/n₁ + 1/n₂)]。z = (p₂ − p₁) ÷ SE。p 値は、本当の差がないとしたときに、少なくともこれだけゼロから離れた z が得られる確率です。0.0283 は 0.05 より小さいので、信頼度 95% では B は有意な勝者です。信頼度 99% ではそうではありません。そのためには p が 0.01 未満である必要があります。
結果の読み方
区間がゼロをまたぐ場合、その信頼水準では結果は有意ではありません。99% では例の区間は −0.2〜+2.2 ポイントとなり、まさにそれが 99% で有意にならない理由です。
サンプルサイズ
同じ 5% → 6%(20% のリフト)という結果を、各バリアントの訪問者数を変えて見たものです。
| バリアントあたりの訪問者数 | z | p 値(両側) | 95% 区間(ポイント) |
|---|---|---|---|
| 1,000 | 0.98 | 0.327 | −1.0〜+3.0 |
| 2,500 | 1.55 | 0.121 | −0.3〜+2.3 |
| 5,000 | 2.19 | 0.028 | +0.1〜+1.9 |
| 10,000 | 3.10 | 0.002 | +0.4〜+1.6 |
| 20,000 | 4.39 | < 0.0001 | +0.6〜+1.4 |
訪問者 1,000 人で「有意でない」という結果は、B に効果がなかったという意味ではありません。テストが小さすぎて判断できなかったという意味です。開始前にサンプルサイズ計算ツールで必要なトラフィックを算出してください。ベースライン 5% で 20% のリフトなら、信頼度 95%、検出力 80% でバリアントあたり 8,156 人が必要です。
リリースの前に
勝者なし
よくある質問
測定した差が偶然である可能性が低いということです。p値0.03は、2つのバージョンが本当に同じだった場合でも、これほど大きな差が約3%の確率で現れることを意味します。何かが変わったという証拠であり、証明ではなく、変化の大きさを表すものでもありません。
慣例では0.05未満、つまり信頼水準95%に相当します。展開コストが高い変更や元に戻しにくい変更では99%に基準を上げ、リスクの低い文言調整では90%でも構いません。ゆっくり確実であるより、素早くおおむね正しいほうが価値がある場面です。
いけません。何度も確認して最初に有意になった時点で止める「のぞき見(peeking)」は、偽陽性を大きく増やします。開始前にサンプルサイズを決め、そこまで回し切り、結果を一度だけ読むことです。その数値はサンプルサイズ計算ツールで求められます。
いいえ。検定はすべて素のJavaScriptでブラウザ内で実行されます。入力内容はアップロードも記録も保存もされず、一度読み込めばオフラインでも動作します。
2 標本比率の z 検定を使います。各コンバージョン率、両バリアントを合わせた統合率、標準誤差 √[p(1 − p)(1/n₁ + 1/n₂)] を計算します。率の差を標準誤差で割って z を求め、z を p 値に変換します。250/5,000 と 300/5,000 では z ≈ 2.19、両側 p 値は 0.028 となり、95% で有意です。
2 つのバージョンの成果が実際には同じだったとした場合に、測定した差と同じかそれ以上の差が見られる確率です。p 値 0.03 は、これだけの差が偶然だけで約 3% の確率で現れることを意味します。B のほうが良い確率ではなく、効果の大きさを測るものでもありません。
たいていは、差の大きさに対してサンプルが小さすぎるためです。5% → 6% という結果は、バリアントあたり 2,500 人では有意ではありません(p = 0.12)が、5,000 人なら有意です(p = 0.028)。差の出ない結果を「効果なし」と読む前に、予定していたサンプルサイズを確認してください。
両側検定です。ただし、損失と変化なしが同じ判断につながることをテスト前に決めていた場合は別です。片側検定は B がリードしているとき p 値を半分にします(デフォルトの例では 0.028 が 0.014 になります)。データを見てから片側検定に切り替えるのが正当でないのはこのためです。
はい。各バリアントを個別にコントロールと比較してください。比較が増えるたびに偽の勝者が出る確率が上がるため、比較ごとにより厳しい基準を使います。コントロールに対して 2 つのバリアントを比べるなら、それぞれを 95% ではなく信頼度 97.5% で検定してください。
関連
p値は「何かが変わった」ことしか教えてくれません。PulsePandaのセッションリプレイ、ヒートマップ、ファネルが、実際にユーザーが何をしたのかを教えます。
無料で始める